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本宮社殿の概要
《本宮新社殿の概要について》
一、 述べ床面積
○新社殿(29.18坪)
・ 本殿(5.34坪)
・ 幣殿・拝殿・向拝(23.84坪)
○その他(35.78坪)
・ 客殿(22.53坪)
・ 玄関・回廊(13.25坪)
合計(64.96坪)
一、建築形式について
社殿は、向拝・拝殿・幣殿と本殿がつながった権現作り。
本殿は、神明造り、千木内削、鰹木六本、屋根銅版葺き、軒付けは、ネズコ材を積板した木羽板葺き風仕上げになっている。
幣殿・拝殿は、入母屋形式、向拝は唐破風軒。後面は切妻形で本殿につながっている。屋根銅版葺き、軒付け五段仕上げとなっている。
客殿は、切妻造り妻入り、回廊・玄関は、切妻造り平入り、屋根は共に銅版葺き。
一、御用材について
本殿・拝殿の御用材には、殆ど国内産を使用。
丸柱は木曽檜、拝殿外側の浜縁高欄、建具などには、雨や虫に強いネズコ材(木曽五木のひとつ)、壁板・敷板・長押は秋田杉、上り框にはタモ材、桂材、本殿浜縁には青森ヒバ材、向拝の柱・高梁・海老高梁には欅材。
階(きざはし)のみ外材のスプルス材を使用している。
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